ゲルマン民族に買収されたロールスロイスモーターカーズ、道楽爺さんはシルバーセラフもニューファンタムも乗りましたが、魅力の無い工業製品でした。特にニューファンタムなどは「ビッグＢＭＷ７６０Ｌｉ」そのもので、酷い車でした。　当時のロールスロイス社アジアパシフィック地区マネージャーにそういう表現をしたら、いやな顔されましたけど。　それに比べて９８年までのロールスロイスは正に美術工芸品、今年は美術オークションでは有名な毎日オークションにも１９３４年のファンタムⅡや１９３７年のファンタムⅢ、１９５４年のシルバードーン、計三台のロールスロイスが出品されました。　もはや工業製品ではなくなりましたね。　ベントレーも同じです。　コンチネンタルＧＴ、アルナージＴ、フライングスパー、ニューアズール、コーンズさんには大変お世話になりましたが（かなり散財しましたが）すべて満足のできる車ではありませんでした。　その点、９８年までのロールスロイス、ベントレーは最高です。　９４年のスパーⅢ以降か９４年以降のターボＲなら普段の足にも大丈夫ですし、道楽爺さんはお江戸に行くのもロールスで行きます。　伊勢湾岸道や新東名、快適ですよ。　デザイン的に三角窓（開きませんが）のある方が良いか、無いほうが良いか、フライングレデイーの大きいスパーⅢか、小さくなった後期スパーか、どちらが好み？　我らがミスタータイガース、掛布さんは９５年のターボＳ（世界限定７５台、カラーはワイルドベリー）に乗られてた頃、「英国車は三角窓の根っこにドアミラーが付いてるのが好き」と言われてました。　さて、どちらが好み？